いつものTeamsから、同じ規程を調べられるか
総務の規程を探すエージェントを、各部署がTeamsから使っています。作成者が新しい形式へ移した後、総務では回答が出るのに、現場では入口が見つからない。移行を計画するときは、設定画面に加えて、利用者が普段どこから入り、どの資料へたどるかを確認します。
MicrosoftはSharePointとOneDriveのエージェントについて、作成やアップグレードの操作を2026年11月中旬から変更する予定を案内しています。既存の.agentファイル形式は2027年3月末まで利用でき、その後は応答しなくなるとされています。11月6日時点では変更開始前なので、まず担当と利用場所を確認する期間です。
本記事は、既存のエージェントを一つ選んで移行範囲を決めるための整理です。総務規程と質問は架空例です。提供状況は自社環境の通知、利用可能な機能、Microsoftの最新案内と照合してください。
使う仕事
何の資料を、誰が何のために探すか
管理する人
所有者・資料更新者・共有の確認者
使う入口
サイトのページ・Teams・Copilotアプリ
切替の条件
代表利用者の権限・回答・出典・代替手段
SHINJIDAI独自整理。担当と試行の範囲を決めるための例です。
所有者と、実際に使う人・資料・入口を対応させる
サイト所有者と業務担当者は、一つの.agentについて、用途、所有者、参照するサイトやファイル、共有先、利用場所を記録します。作成者が異動している、どの資料を参照するか分からない場合は、確認先と次の担当を残します。利用回数が不明なものは、利用なしと決めつけず業務側へ確認します。
総務規程の例では、現行の就業規程と申請手順、部署別の補足資料を分けます。移行先の回答が正しいかを確かめるには、どの資料を最新版として扱うか、更新時に誰が見届けるかも必要です。参照資料が整理されていなければ、既存の検索と文書管理を整える案も比べます。
サイトで調べる、定型作業をする、名前付きの窓口を使う
Microsoftは用途に応じた移行先を案内しています。現在のサイトの内容を調べる用途はCopilot in SharePoint、サイト内の決まった作業はスキル、個別の指示を持つ質問・検索・分析の窓口はAgent Builderを検討する形です。Copilot Studioから公開したものには別の公開設定の確認があります。
総務規程を探すだけなら、今のサイト検索や利用できる既存機能で目的を満たすかを試します。決まった確認事項で申請の下書きを作るなら、何を作り、誰が内容を確認するかを決めます。複数部署が同じ名前の窓口を使うなら、利用する場所と共有の範囲をそろえます。
利用できる機能とライセンス、従量課金の条件は移行先ごとに確認します。開発や契約を決める前に、代表利用者で必要な仕事ができるかを小さく試します。
所有者以外が、入口・回答・出典を使えるか試す
移行後の共有設定と、参照資料へのアクセスはそれぞれ確認します。総務の所有者、一般の社員、対象外の資料へアクセスできない人という代表利用者を選び、同じ質問を試します。許可されている人が使えない場合も、見せる範囲を広げる前に、入口・共有先・資料のどこで止まるかを調べます。
Teamsのチャットやチャネル、SharePointページに置いた入口も確認対象です。Microsoftは、移行したエージェントをTeamsへ追加し直す手順と、サイト内の配置を見直す案内を示しています。今のリンクを残した場合に誰がどちらへ入るかを、実画面で確かめます。
総務規程の試行では、出典のリンクが開ける、必要な申請手順に答えられる、権限外の内容を回答に含めない、資料を更新すると確認した版で答える、という条件を決めます。回答が不足するときは資料の追加、検索条件、既存設定、連携や開発のどこに原因があるかを調べます。
SHINJIDAI独自作成。Microsoft製品の画面例ではありません。
切替中の問い合わせ先と、履歴の開始日を決める
最初は、一つのサイトと代表利用者に範囲を絞ります。移行前の利用場所と設定、必要な利用履歴を確認し、切替日、使う入口、旧入口を案内する期間を決めます。Microsoftは旧.agentの利用履歴が移行先へ引き継がれないと説明しています。前後の利用状況を見るときは、取得開始日と対象を添えます。
移行先で不足が残ったときは、利用者を広げず、資料を直接探す方法や担当部署への確認先を案内します。アップグレード後の編集方法や旧形式の扱いには製品固有の条件があるため、元へ戻す方法を事前に確認します。業務側の確認者と情シス、実装側で、使い始める条件と保留条件を合意します。
見積もりには、対象エージェントとサイト数、資料整理、権限の確認範囲、Teamsやページの配置、利用者試行、追加連携の有無が影響します。運用開始後の資料更新、所有者交代、製品変更に誰が対応し、どこまで保守に含めるかも決めます。
- 所有者と資料更新者を次の担当へ引き継げる
- 所有者以外が普段の入口から使い、出典を開ける
- 対象外の資料を回答に含めないことを試す
- 利用履歴の開始日、未確認、切替前後の対象範囲を残す
- 切替を保留する場合の資料検索と相談先を案内できる
相談では、移行する一つの仕事と確認者を決める
SHINJIDAIは課題整理・解決策の提案から設計・開発・導入まで伴走します。エージェント移行では、誰がどの資料をどう使うかを確認し、既存機能、文書や権限の整理、必要な連携・開発を比較します。
初回は実際の規程や利用者一覧を送る必要はありません。用途と困る場面、現在の入口を言葉で共有し、一つのエージェントで試す範囲と、業務側・情シス・実装側の役割を決めます。調査、設定・実装、切替、変更保守の範囲は別途合意します。
業務の課題整理から、設計・開発・導入まで
エージェント移行の対象と、資料・入口の確認を相談する
SHINJIDAIにご相談ください。
- 所有者と利用場所が分からないエージェントがある
- 移行後に使える人と資料の権限を確かめたい
- 既存の検索や製品の機能を残して進めたい
用途と困る場面から整理できます。実際の規程や利用者一覧の提出は初回相談に必須ではありません。
ID・パスワードや顧客データは、フォームに記載しないでください。
役割・切替・完成確認の進め方を見る出典
2026年11月6日確認。Microsoftの変更予定・移行先・共有と資料権限・Teams配置・利用履歴の案内を参照しました。業務例と図はSHINJIDAI独自作成です。
よくある質問
2026年11月に既存エージェントがすぐ止まりますか?
Microsoftの11月6日確認の案内では、作成方法などの変更が11月中旬から予定され、既存の.agentは2027年3月末まで利用できるとされています。実際の提供時期と自社環境の通知を確認してください。
自動で新しいエージェントへ移りますか?
Microsoftの案内では自動移行は行われません。所有者やサイト管理者が用途を見て移行先を選びます。移行操作と、利用者が使えることの確認を計画します。
元の資料が見られれば、新しいエージェントも使えますか?
エージェントの共有と資料の閲覧権限の両方を確かめます。移行後の共有が限定される場合があるため、所有者以外の代表利用者で試します。
すべて新規開発し直す必要がありますか?
サイトの内容を調べる既存機能、サイト内の定型作業を行うスキル、Agent Builderへの移行などを用途に応じて比べます。まず今の用途と不足を確認します。
移行前の利用回数と移行後は続けて比較できますか?
Microsoftは旧.agentの利用履歴が引き継がれないと説明しています。切替日と取得範囲を残し、移行後は同じ期間・利用者・用途で比較できるか確認します。