現場を無視した導入の3つの典型
次の3パターンは、事務所主導の導入で繰り返し見られます。いずれも「悪意」ではなく、「現場の声を聞くタイミングが遅い」ことが原因です。
- 01
PC前提の設計
現場はスマホ・紙なのにPC画面だけ
- 02
操作が多すぎる
入力項目が多く、報告が遅れる
- 03
一括切り替え
いきなり全員・全業務を変える
失敗のサインを早めに掴む
本番リリース後に「誰も使っていない」と気づく前に、試用段階で次のサインを確認します。
危ないサイン
定着のサイン
- 試用期間中に現場代表が週1回フィードバックしている
- 操作手順が3ステップ以内に収まっている
- 紙・Excelとの併用期間を設けている
- 「使わない理由」を聞く場を用意している
現場と一緒に進める順番
現場を「最後に教育する相手」ではなく、「一緒に試す相手」として組み込むと、定着率が変わります。
よくある質問
現場のヒアリングはいつやるべきですか?
仕様を固める前と、試作を見せた直後の2回が重要です。最初は「いま何に困っているか」、次は「これなら使えるか」を聞きます。
現場が忙しくてヒアリングに時間が取れません
全員ではなく、実際に操作する代表者1〜2名と短時間で始めます。完璧なヒアリングより、小さく作って触ってもらう方が情報が得られることが多いです。
導入後に使われなくなった場合は?
まず「誰が・いつ・何のために使う想定だったか」と「実際に何が起きているか」のギャップを確認します。画面を増やす前に、操作手順と権限の見直しが効くことが多いです。
