3段階の意味
「パッケージか全部オーダーか」の二択だと、どちらも極端になりがちです。中間の「標準追加」を意識すると、コストと柔軟性のバランスが取りやすくなります。
パッケージ
設定のみ。標準の業務フローに合う範囲
標準追加
標準+帳票・連携・権限の一部追加
個別設計
業務フローごとの個別設計・深い連携
下から順に範囲が広がる
自社がどの段階かの見方
次の質問に答えると、おおよその段階が見えてきます。2つ以上「いいえ」があれば、一段上の検討が必要なサインです。
パッケージで足りやすい
- 標準の帳票で回る
- 承認フローが単純
- 既存ツールとの連携が少ない
- 早く試したい
個別設計が必要になりやすい
- 独自の帳票・承認が必須
- 基幹との双方向連携
- 複数拠点・権限が複雑
- 業界特有の業務フロー
- 標準の画面・帳票で日常業務が回るか
- 足りない機能は「追加」で済むか「作り直し」が必要か
- 初回は1部門・1業務に絞れるか
- 合わない部分だけ次フェーズで足す余地があるか
スコープを切る進め方
個別設計を全部初回に入れない。パッケージまたは標準追加で「日常が回る最小」を先に通し、合わない部分だけ個別設計で足す順番が、定着と改善の両方に有利です。
- 01
1業務に絞る
全部門を一度にやらない
- 02
標準で試す
パッケージまたは標準追加で運用開始
- 03
合わない所を特定
現場の声で境界を決める
- 04
足す
個別設計は必要な部分だけ
よくある質問
パッケージ・標準追加・個別設計の違いは何ですか?
パッケージは設定変更のみで使える範囲、標準追加は標準機能に一部の帳票・連携を足す範囲、個別設計は業務フローごとにつくり込む範囲です。多くの会社は標準追加で十分なことが多いです。
最初から個別設計にすべきケースはありますか?
業務フローが業界標準と大きく異なり、パッケージの改変では対応できない場合です。ただし、まず標準で試して合わない部分だけ個別設計にする方が、全体のリスクは低いです。
見積の比較はどうすればよいですか?
3段階それぞれで「何が含まれ、何が含まれないか」を並べて比較してください。個別設計だけ見ると、本当に必要な範囲がわかりにくくなります。
