出典がないと何が困るか
RAGは社内資料を検索してから答えます。それでも、答えだけ表示すると「本当にこの資料を見たのか」が現場から見えません。
マニュアルが更新されたとき、古い情報に基づく回答かどうかも、出典がなければ判断できません。
答えだけ
出典つき
出典が必要な3つの理由
導入検討の段階で、次の3つをチームで共有しておくと、仕様のブレが減ります。
- 01
信頼
現場が答えをそのまま使えるか判断できる
- 02
訂正
誤りや古い版をすぐ特定できる
- 03
説明責任
監査・問い合わせに根拠を示せる
設計で決めること
出典は「できれば」ではなく、要件として先に決めておくのがおすすめです。
表示形式・クリックで開けるか・権限外の資料名を出さないか、を仕様に含めます。
よくある質問
出典がなくても、答えが正しければ問題ないのでは?
一時的にはそう見えることもあります。ただ、誰が確認したか、どの資料のどの版かが残らないと、誤りが見つかったときに訂正や説明が遅れます。業務で使うなら、出典は「安心のため」ではなく「運用のため」に必要です。
出典はどこまで詳しくすべきですか?
最低限「資料名」と「該当箇所(ページ・章)」がわかることです。版管理がある資料なら、版や更新日も出せるとよいです。詳しさは、社内の監査やコンプライアンスの要求に合わせて決めます。
既存のRAG投入前チェックリストとの関係は?
資料の選別・権限・ログと並んで、出典は導入前に決めるべき項目です。関連コラムで、投入前の確認項目を図解しています。
