みなさん、「CMO」という役職をご存知でしょうか？
CMOとは、Chief Marketing Officerの頭文字を取った略称であり、
日本語に訳すと「最高マーケティング責任者」となります。
要は、「組織の商品・サービスが自動で売れる仕組みづくりの最高責任者」です。
日本はまだまだCMOが少ない
今の日本では「CMO」がまだまだ少ないのが現状です。
では、なぜ少ないのでしょうか。
それは経営者としての視点を持ったマーケターがまだまだ少ないからです。
日本ではマーケティングを、具体的には広告やSNSマーケティングなどの実務を行う仕事として捉えているため、経営戦略に基づいてマーケティング戦略の全体像を考える人が少ないのが現状です。
CMOは、本来マーケティングの観点から経営課題を解決するのが役割であるため、重要なポストではありますが、全社一丸となってマーケティングに取り組むことの大切さに気づかなければ、役職として定着していくのは難しいといえます。
日本と海外のマーケティングを比較
例として、PDCAに則りプロジェクトを実行する場合を想定しています。
日本と海外のマーケティングの違いを比較すると下図の様になりました。
海外のマーケティングでは「早い成果」を重要視し、まず実行することから始めます。
分析重視の日本は念入りに準備、計画を練って一発必中のプロモーションをする傾向があります。
どちらも良し悪しはありますが、僕としては「早い成果」が大切だと考えています。
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